さようなら、

 

もう行ってしまうのかい もう少し話をしたい

もう少し一緒に居たいところだけど

時間は背中を向けて知らんぷりで歩いていく

左様ならば仕方ないか

 

せめて、どうかお元気で

この日の続きをまた

いつか、どこかで

一緒に過ごせるように

ただただあなたが惜しくて

伝えるべき気持ちも選べない

それでも振り絞った笑顔で「さようなら、」

 

もう行かなきゃならない もう少しこのままで居たい

もう少し一緒に居たいところだけど

僕と同じように惜しんでくれる君がここに居る

これは当たり前じゃない

 

どうか、どうかお元気で

この日の続きをまた

いつか、どこかで

共に過ごせるように

ただただ君の笑顔が嬉しくて、優しくて

心の底から「ありがとう」

 

いつものように笑って手を振った

「いつものよう」と呼べるのはいつまでなのかな

 

どうかお元気で

またいつか、どこかで会いたいからさ

ただ溢れる思いの一つも届けられないけど

そのすべてを込めて「さようなら」